鹿嶋郡苅野橋別大伴卿歌一首[并短歌] (Manyoshu 1780)

<牡>牛乃
三宅之<滷>尓
指向
鹿嶋之埼尓
狭丹塗之
小船儲
玉纒之
小梶繁貫
夕塩之
満乃登等美尓
三船子呼
阿騰母比立而 喚立而
三船出者
濱毛勢尓
後奈<美>居而
反側 戀香裳将居
足垂之
泣耳八将哭
海上之
其津乎指而 君之己藝歸者

Modern Japanese

ことひ牛の
三宅の潟に
さし向ふ
鹿島の崎に
さ丹塗りの
小舟を設け
玉巻きの
小楫繁貫き
夕潮の
満ちのとどみに
御船子を
率ひたてて 呼びたてて
御船出でなば
浜も狭に
後れ並み居て
こいまろび 恋ひかも居らむ
足すりし
音のみや泣かむ
海上の
その津を指して 君が漕ぎ行かば

Hiragana Pronounciation

ことひうしの
みやけのかたに
さしむかふ
かしまのさきに
さにぬりの
をぶねをまけ
たままきの
をかぢしじぬき
ゆふしほの
みちのとどみに
みふなこを
あどもひたてて
よびたてて
みふねいでなば
はまもせに
おくれなみゐて
こいまろび
こひかもをらむ
あしすりし
ねのみやなかむ
うなかみの
そのつをさして
きみがこぎゆかば

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