思娘子作歌一首[并短歌] (Manyoshu 1792)

白玉之
人乃其名矣
中々二
辞緒<下>延
不遇日之
數多過者
戀日之
累行者
思遣
田時乎白土 肝向
心摧而
珠手次
不懸時無
口不息
吾戀兒矣 玉釧
手尓取持而
真十鏡
直目尓不視者
下桧山
下逝水乃 上丹不出
吾念情
安虚歟毛

Modern Japanese

白玉の
人のその名を
なかなかに
言を下延へ
逢はぬ日の
数多く過ぐれば
恋ふる日の
重なりゆけば
思ひ遣る
たどきを知らに 肝向ふ
心砕けて
玉たすき
懸けぬ時なく
口やまず
我が恋ふる子を 玉釧
手に取り持ちて
まそ鏡
直目に見ねば
したひ山
下行く水の 上に出でず
我が思ふ心
安きそらかも

Hiragana Pronounciation

しらたまの
ひとのそのなを
なかなかに
ことをしたはへ
あはぬひの
まねくすぐれば
こふるひの
かさなりゆけば
おもひやる
たどきをしらに
きもむかふ
こころくだけて
たまたすき
かけぬときなく
くちやまず
あがこふるこを
たまくしろ
てにとりもちて
まそかがみ
ただめにみねば
したひやま
したゆくみづの
うへにいでず
あがおもふこころ
やすきそらかも

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